ここは森のゲーム開発室・・
2020年はかつてない成果をあげゲーム開発事業の存続が速やかに決ま
「どうして!?今年はクマがんばった!!どうして包丁が飛んでくるックマ!!」
OL(会計)「そう・・・今年の2月にゲームをリリースするまではよかった・・・」
OL「そして今は12月・・・1年が経とうとしている・・・」
OL「なのにどうなってるのじゃ!!新しいゲームの影も形もみえないのはどういうことじゃ!!」
(返す言葉もありません!!)
OL「気が済んだのか?ゲーム開発はもう気が済んだってことなのか?なら無理に次のゲームを作る必要はない、それならリクナビNEXTからきてるメールをチェックしなさいよ」
(この流れ、1年前の年末と同じ・・・繰り返している!時を!!)
??「待ちなさい、愚かな人間さんとクマさん」
(かっ 絵画の少女・・・!!Googleから貰ったトロフィーで設定をガン無視しながら輝いているクマ!!)
#まつろぱれっと が @GooglePlay 2020年ベストゲームのインディー部門賞に選ばれました!
— ふりふら (@sleepmuse) 2020年12月1日
気難しい絵画とご一緒いただいた画家様達のおかげです、ありがとうございます🎨#GooglePlayBestOf pic.twitter.com/s22wnrWSnm
絵画「来年といわず向こう5年は私のゲームで1日3色マカロンが食べられるわ、焦らなくても大丈夫よ!」
クマ(完全に態度が大きくなっている!ここは乗るしかない、尻馬に!!)
クマ「そうックマそうックマこの絵画さえあれば向こう50年は安泰ックマしばらくリフレッシュしながらゆっくり次回作を・・・
OL「貴様らの血で現代アートを作ってやろうか!!」
クマ・絵画「ひぃいいいい!!!!」
OL「過去の成果に浸るクマと絵画に未来はないんじゃ!!今年のことは忘れて次のゲーム!!!ゲーム開発を続けたいなら作らんかい新作を!!!」
うっ・・・うう・・・
クマ「うぉおおおん新作新作ってそんな簡単に作れるもんじゃないんじゃクマー!!ガントチャートなんぞ森に捨てたわー!!!」
ウツボーヌ「こいつぅ!!森を汚しやがってー!!」
OL「この開発ペースだと来年はじわじわ赤字が膨らんで新作の完成前からクマを100%人間社会の仕事に投入せざるえない。そうすると新作は永遠に完成しない。」
クマ・絵画「ひぃいいいい!!!!」
OL「わかるか!?今のままじゃジリ貧、来年には事業継続できなくなるんじゃ!!戻りたいんか人間社会に!!」
クマ(ぐぅうっ・・・新作はまだ説明が難しい状態・・・しかしこのままでは年越しを迎える前に開発予算を打ち切られない状況ックマ)
少女(今ある素材でプレゼンをするしかないわね・・・衣装チェンジだわ)
(ギギ・・・ギギギギ・・・)
魔女「安心したまえ、私が出る次のゲームは垣根の上の猫が空に転げ落ちるほど面白い!」
OL(魔女ッ子・・・?そういえば次のゲームは魔女になるって言ってたな・・・喩えが分からんが魔女的な方言なのか・・・)
クマ「次のゲーム、テーマは舞台回し!!
魔女のお話に合わせて舞台を回し、演者の少女をエスコートするゲーム!!」
くるくるっ! pic.twitter.com/wYRBGIUxa4
— ふりふら (@sleepmuse) 2020年11月20日
(それぞれの舞台を回して場面を作る)
OL「舞台を回して演者をエスコート・・・エスコート・・・?」
neko talk pic.twitter.com/Cr8VCDjU7k
— ふりふら (@sleepmuse) 2020年12月19日
(探索・迷路的な要素もやりたい)
OL「なんていうか、いまだに全体像がみえてこないのよね。やりたい雰囲気はわからなくもないんだけど、ユーザーの興味を喚起するに至るかしら」
クマ「本来はイベントとかに出展して遊んでくれる方の反応をみたいのだけど、今年は止むを得ず・・・。来年こそは出展してフィードバックを得たいックマ」
OL「ふーむ」
OL「テラセネやまつろぱれっとと比べて、パッと見たときに何をするかが直感的に入ってこないのよね。そう、プレイヤーの立ち位置がわからん。」
クマ「さっき過去は忘れろとおっしゃってたのに、過去作と比べるのは非道なのではクマ・・・」
少女「プレイヤーは魔女がナレーションする舞台を動かすための動力なのだよ。いわば歯車なんだ。」
ウツボーヌ「機械仕掛けの舞台劇をイメージしているのなら、もう少しそれがわかる絵作りが必要なんじゃないか!?」
マンタ「もっと舞台袖に歯車置くとかさマンタ!!」
murigee pic.twitter.com/nMrJgnj1m9
— ふりふら (@sleepmuse) 2020年12月26日
(取り急ぎ回転ボタンを歯車にしてみた。)
魔女「ポイントは演者自らが移動するんじゃなくて、舞台側を動かすとこにあるんだ。それが結果的に、演者が舞台で踊っている形に帰結すると、私の想定通りのゲームになって全てが噛み合うはずなの!」
OL「なるほど、パズル的なモードとアクション的なモードがあるのね。アクション時のぴょんぴょんダンスしてる風なのは可愛いけど、ユーザーニーズのミスマッチが起きないように一層の注意が必要だわ。そこのところはクマが年末年始でしっかり考えなさい。」
(えっ・・・クマが・・・?ゆく年来る年で・・・?)
OL「全体的に可能性を感じなくはない。ただ現状では、まとめあげるのは前作以上に大変な上に、まとめあげたとして前作を超えるのも難しいという感じね。そもそもゲームとして成立するのかがまだ怪しいところ。」
クマ「い いやゲームとして成立するかはともかく、前作を超える必要は・・・」
ウツボーヌ「そんなことでどうする!!!!」
マンタ「限界を突破していくマンタ!!!!」
OL「前作の幸運が今作にも働く前提でモノを考えるのは危険だわ。現状は開発中のゲームが10ヶ月を経てまだゲーム以前の段階であることを認識しなさい。収益見込みの予測もへったくれもない、赤字だけが増える暗黒時代・・・うぅっ・・・」
OL「狩られたいのか!?魔女さんもクマさんも森の中を追いかけ回されて火あぶりがお望みなの!?」
クマ・魔女「うっうわぁあああああ!!!!」
OL「あとクマがいただいてるお仕事は事業維持のために来年もちゃんと継続すること。というか赤字が増えていくんだから今年以上に働かねばならんぞクマ」
魔女「だそうだクマ君。この森の開発室の命運は君にかかっている!」
クマ「もういや!!今年はリリースしてからどこにも行ってないの!!!何がゲーム開発じゃ我々が最初にすることはそう秘境の温泉地に出発して羽を無限大に広げること!!!!!今年の売り上げを年末年始で使い果たしてやるックマ!!!!!うぉおおおおおお!!!!!!」
こうして森の年末は暮れていき、2021年を迎える・・・。
はたして次回作は形になるのか・・・
来年もよろしくお願いしますクマ!!
年末年始は森クマ脱出ゲームを遊ぼう!!
このあとFANBOXの更新もありますクマ。今!書いている!