Google Play Indie Games Festivalに出てきた話
それはさかのぼること1ヶ月前・・・
OL「森クマ、メールが来てるわよ」
森クマ「なんだろう、Googleからの業務提携提案かなクマ」
森クマ「あぁっ!!去年作ったゲーム『テラセネ 』がGoogle Play Indie Games Festival 2019のTOP20に残ったクマよ!!」
左下ぁあ!!!
いえぁああああ!!!!
森クマ「やったー!!!申し込みの文章を1ヶ月かけてギリギリまで練り練りした甲斐があったクマよ!!」
OL「なんかすごい長い名前だけど・・・それってすごいことなの?」
森クマ「どう考えてもすごいことでしょう、Googleのトップ20ですよクマ!!Googleの!!Google!!」
(Google!!)
森クマ「しかも受賞者にはいろいろな特典があって、Pixel3も貰えるックマ!!これでAndroid9.0でのテストができるックマ!!」
OL「よくみなさい、Pixel3はTOP10に入らないと貰えないのよ。しかもTOP10に入らないとプレゼンもできないのね・・・厳しいコンテストだわ・・・」
え えらいこっちゃ・・・
せ 戦争じゃ・・・!!!出場者一人ずつ天国のレストラン送りにしてやるっクマ!!!
それから・・・
1ヶ月かけてスライドの構成を練り練りして・・・
オンライン経由でプレゼンの練習をし・・・
仕事を放り出してBitSummitの展示にも行き・・・(日帰り)
テラセネのアイコンをアダプティブアイコンに更新して・・・
そして前日・・・リハーサルと、当日朝8時集合のため、急遽、御茶ノ水に宿をとり・・・
森クマ「決戦の神田明神へGO!!」
OL「か、神田明神ホールのテラスにTOP20のアイコンが!これがGoogleの力なの・・・!?」
(ここにきて、ようやく事の重大さに気がつくOL。あと右端にあるテラセネのアイコンはよく分からない像によって見えない)
お嬢様!神田明神ホールの欄干にテラセネのアイコンも飾られてましたよクマ!今写真を送りますねクマ!! pic.twitter.com/H47JUM8biI
— ふりふら@ゲームを作るクマ (@shakeflower) June 28, 2019
(記念写真もブレる)
森クマ「実は今回は、『熊』がメインのゲームが4つもTOP20入りしているんですクマ、事実上のクマフェス・・・!!!負けられない・・・!」
・クマ1
・クマ2
・クマ3
・クマ4
OL(いやおまえのゲームはクマがメインじゃないだろう・・・)
TOP10は来場者さんの投票+審査員さんの評価で決まる・・・
10:00〜13:00までの試遊時間で、一人でも多くのお客さんに魅力を伝えックマ!!
そして・・・発表の時を迎える・・・
ひょおおおお生の芸人さんだぁ!!
去年はキズナアイさん、そして今年は本物の芸人さんが!!これがGoogleの力・・・!!
そわそわしているうちにいTOP10の発表が・・・どうやら50音順に呼ばれていくみたいクマ・・・7つめ・・・8つめ・・・
(祈る。生きた心地がしねぇクマ!!)
あああああー!!!!!
やったぁーーー!!TOP10だぁあああ!!!Pixel3だぁ!!!新しい検証機だぁ!!!
(嬉しい!!)
森クマ(当初の目的は達したクマよ、あとはプレゼンをそつなくこなしてソフトランディングま。取り乱さないためにも順番は5〜6番あたりがベストックマ)
プレゼンの順番は全員のくじ引きできまるックマ。この日のために5〜6番の球を引く念能力を磨いてきたっクマ!!
(クマの手にオーラをまとうことで、みえる・・・!!これが5or6番のボール!!)
カジサックさん「いやぁ1番の人は緊張しますよ緊張ー!!」
カジサックさん「1番は緊張〜」
OL(あのクマ、1番を引いたな・・・)
14:00からのプレゼンを前に入る休憩の時間・・・
OL「飯を食え飯を!!お腹が空いてたら途中で力尽き・・・
(念を練っている)
司会「それでは1番どうぞー!!」
(森の神々よ・・・インディーゲームの神々よ・・・神田明神様・・・クマに力を!!LOVE PHANTOM!!)
・・・
噛まなかったわ・・・
最後まで噛まなかった・・・奇跡・・・タイムもぴったり・・・
1年引っ張った(というわけでもない)タイトルの意味を伝え・・・審査員さんからもコンセプトのこだわりを補強していただき・・・
惜しみない拍手の中、お客さん得点(上げたうちわの数をカウント)は・・・
(満点は130点くらいらしい)
うちわをカウントする野鳥の会のみなさんの目に狂いはないはず・・・
来場者の投票数が、審査ポイントに加算されるということは・・・これは相当有利なのでは!!
そして・・・
この98点は・・・
そのまま最後まで超えられなかったのだクマ!!
(全員天国のレストラン送りにしてやったわクマ!!!)
えぇっ・・・トップバッターにして、場内得票数1位だクマ・・・!!
(でも実際には最初の方がお客さん帰ってないだろうから有利だった気はする)
く くる・・・
これトップ3きたわクマ・・・
日本を・・・
ジャパンを代表するインディーゲーム開発者に・・・
もう森の外を人間の顔では歩けない生活が始まってしまうクマ!!!
チコちゃんやマツコとの共演は当たり前・・・
G20には来賓として招かれ・・・
「クマのレストラン」は「給仕悪魔ベアーのうしみつ地獄レストラン」としてリニューアル・・・
「クマムシさん惑星」も「クマ惑星」にしてNASAと共同開発クマ・・・
(このときは完全にTOP3を確信しましたねクマ、はい)
ああ・・・もうこれは次回作を作っている場合ではないクマね。
残念だけど次回作の「まつろぱれっと」は完成させるの大変だしお蔵入りクマよ。「テラセネ2」に、テラセネ のアニメ化漫画化まで待ったなしクマ。
(アニメ化・コミカライズ待ってますクマ!!)
コメントを・・・
受賞コメントを用意せねば・・・
ん?
あれ・・・?
あれれ・・・?
ゴジラ賞ですね、わかりますクマ
場内得票数1位の我々には、意表をついてゴジラ賞を用意しているのですねクマ!
もちろん、ゴジラ賞用のゲームも考えてきましたよクマ!!熱線に弱い少女に近づく悪魔や戦闘機たちをゴジラの熱線で焼き払・・・
ゴジ・・・
うちわ賞・・・うちわ賞は・・・?
・・・
次の日・・・日曜日・・・
(祝勝会をする森の会議室)
(魂が抜けたクマと少女)
OL「・・・」
OL「あんたたちねぇ・・・あの会場に行けただけでも、すごいことなのよ。しかもTOP10に入ってPixel3も頂けたし、これ以上何を臨むと言うの」
ウツボーヌ「俺は一番いい仕事をしたな俺は!!観客得票数1位は俺のおかげ!!」
(ゲームのコンセプト説明で刺される姫役のウツボーヌ。ゲーム本編にも出てこないウツボーヌのイラストを誰が理解できただろうか)
OL「ねぇ、せっかくテラセネの切なさと優しい世界観が評価してもらえたんだから、次回作も手堅くこの路線でいくべきなんじゃないかし・・・
(ものすごく汚い声)
(負の感情に覆われていく森)
(負の感情によって消し飛んでいくウツボーヌたち森の妖精)
この怨念を・・・
TOP3を逃した哀愁と喪失を・・・
(整っていた髪をかき乱す少女と 料理はできないけど雰囲気で付けてたコック帽を投げ捨てる給仕悪魔ベアー)
この怨念を!!!クマと少女は!!!次回作に!!!ぶちまける!!!!
OL(ひぃいいいっ!!!!)
優しさも!!!切なさも!!!天国のレストランに置いてきてやったわ!!!
全員滅殺!!!死に様色々デッドエンド!!!
呪われた絵画の少女にぶっ殺されるドMゲーム『まつろぱれっと』で世界を滅ぼすクマ!!
(誰一人 生かして 帰さんクマ!!!)
(闇に染まり切る前に、大切なことを思い出した少女とクマ)
Google様、プレゼンご指導いただいた先生、出場者に来場者に審査員に応援いただいた全ての皆さま、神田明神様ありがとうございましたクマ!!
(全員滅殺の流れで謝辞かい・・・)
なお、コンテスト夜の給仕悪魔ベアー反省室はこちらになりますクマ。
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(いただいたご支援は、未完の呪われたゲーム「まつろぱれっと」など、ゲームの開発費に当てさせていただいてますクマ)
(呪いで消し飛んでいく給仕悪魔ベアー)
(奇跡的に取れてた1枚。クマムシさん惑星にクマも出たい・・・)