OLが管理会計に目覚めたその頃・・・
ここは森のアプリ開発室、午前二時・・・
(目を開けて寝るタイプのクマ)
バァーンッ!!(部屋の扉を開ける音)
少女「さあっ私の、私の企画のもとに、美術館のゲームを作るわよ!!」
森クマ「えぇっ少女さん、今は午前二時ですクマ!草木もクマも眠るうしみつくまどきですよ。大体まだ、企画もまとまってな・・・」
森クマ「いたいっ!!」
少女「こうしている間にも他の人たちはゲーム開発に勤しんでいるの。遅れを取るわけにはいかないわ!今回はVRへの対応も見据えて、3Dゲームを作れるUnityの習得も必須よ!休んでいる暇はないわ!!」
森クマ「ひぎぃぃいいいい!!!」
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(カタカタ・・・)
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森クマ「おぉ・・・しょ、少女さんみてくださいクマ!ついにUnityで長方形を動かすことができましたクマ!!」
少女「森クマ、これUnityじゃないっBlenderよ!!」
(ばしーっ!!)
森クマ「今まで3Dの分野なんて触ったことないから何が何だか分からないクマ!!いちから使うにはそれ相応の研修期間が必要ですクマぁ!!」
少女「大丈夫!!この工程が終わったら森クマのゲーム案を強力にサポートするためのワーキンググループを発足することを検討するわ!!」
(発足の検討はする)
森クマ「ほ、ほんとうですクマ!?じゃ、じゃあもうちょっとがんばるクマ!」
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(カタカタ・・・)
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森クマ「ねむぅい!!少女さん、人間とクマは、いやどんな生物も適度に休息を取らないと能率はアップしないんですクマ!急がばまわ
(バシーッ!!)
森クマ「いたいっ!!!」
少女「大丈夫!!この工程が終わったらプリズンブレイクまのドット絵を作ってもらう神ドッターの採用を検討するわ!!」
(採用の検討はする)
森クマ「ほ、ほんとうですクマ・・!?よ、よぉしがんばるクマ!!」
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(カタカタ・・・)
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森クマ「ねむぅい!!」
(バシーッ!!)
森クマ「いたいっ!!」
少女「大丈夫! XXXX・・・!」
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森クマ「ね、ねむぅ・・・」
(バシーッ!!)
森クマ「い、いたっ・・・」
少女「大丈夫!YYY・・・!」
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森クマ「・・・」
(バシーッ!!)
少女「大丈夫!ZZZ・・・!」
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森クマ「たのしいぃぃ!!!おおおしごとたのしいぃいですくまぁああああ!!!」
少女の繰り出す、口の中に入れた途端に消える飴と反抗心を削り取るいばらの鞭によって、ついにブラック化してしまった森のクマ・・・!!
一方そのころ、管理会計に目覚めたOLは・・・
OL「私は管理会計に目覚めたわ!!これから勉強してたくさんのカロリーの消費が見込まれるから、まずは腹ごしらえから始めないとね!!需要と供給のバランスは大切よ!」
妖精(だめだこりゃ・・・)
一刻も早い、OLの帰還が待たれるクマ・・・
おしごとたのしぃいいいい!!!